LOADED BHANGRA ローデッド バングラ
ローデッド バングラの一覧です。
The Bhangra / バングラ
LOADEDの製品に共通する事ですが、少し覚え辛い名前の「バングラ」。この名前はアダム・コルトンがモロッコに居る間に考えられたもので、詳しい意味はこちらを参照https://en.wikipedia.org/wiki/Bhangra
Dimensions (サイズ/寸法)
長さ 48.5インチ
幅 9.5インチ
ウィルベース 32.75インチ (ウィルの内側から測定)
Weight /重さ
10.1ポンド( flex 1) 9.4ポンド (flex 2)
デッキのみ 6.3ポンド(flex 1) 5.6ポンド( flex 2)
Purpose /意図
コンパクトでありながらも、ダンシング/フリースタイル対応のボード制作を軸として考案。コンパクトながらも十分にダンス出来るスペースを持ち、軽量であること。スライドも決められる事が出来、持ち運びの際は問題なく車のトランクに入る決して大きすぎないサイズ。ダウンヒルにも対応出来ると思われるが、これはダウンヒル・ボードでは無い事を明記しておきます。
Rocker/ロッカー
プロトタイプの物は、もっと反りのキツい物でしたが、最終的には緩やかな「U」シェイプ・ロッカーを持つバングラが誕生。このロッカーを組み込む事により、ボードに心地良いクッション感覚が生まれ、乗り手は体がロック・インされた感覚を味わえ、ダンスには最適。スライディングもやりやすくなり、ボードの重心を下げる(地面に近づける)事によりプッシングなどもやりやすくなります。
Concave/コンケイブ
緩やかなコンケイブを搭載する事により、安定したスライディングを提供。メローなコンケイブは心地よく、これにより足がしっかりとロックされます。
Nose and Tail Kicks /ノーズとテールのキック
ノーズ部分とキック部分の曲面を増やす事で、ノーズ、又はキック部分のキャッチがより可能に。タイミングさえ掴めば、バングラでオーリーも出来ます。(簡単ではありませんが、、、)ノーズ部分とキック部分、共に乗り手の足をしっかりロックした感覚を提供しますが、トリックの内容により(進行方向により)やりやすかったり、やりにくかったりと感じるかもしれません。(例:テールはキャッチしやすいけど、ノーズはハングテン(hang ten )に向いてるようです)
Functional and Griptape Design /グリップ・デザイン
バングラのグリップ・テープ・デザインは2種類のグリップ・テープを使用しています。皆様ご存知の通り、靴の一定の箇所を軸にし、靴を回転させる事により、靴底は減って行きます。バングラではこれらを今回排除しました。それらを考慮し、メインのプラットフォーム部分には、靴にも優しいメロー(やさしい)グリップ(りょく)力のグリップ・テープを採用。
グリップ・テープのデザインは回転系の動きをする際、靴がグリップ・テープの上では無く、バンブー(竹)の上を動くように考えられました。しかし、スライディングなどを考慮し、レール部分には強いグリップのある物を装備しました。
ノーズとテール部分に関しては更にグリップのある、目の荒いグリップ・テープをセット。これにより一層足がロックされ、マニュアル系の動きをアシスト。又、ノーズやテールもキャッチしやすくなりました。
Flex / フレックス
バングラは2タイプのフレックス(柔軟性)を選ぶ事が可能。
Adam Stokowski(アダム・ストコワスキー)は( 150 lbs )を、 Adam Colton(アダム・コルトン)は(160lbs)と、共に「FLEX 2 (90-190+ lbs)」を使用。彼等は比較的フレックス/柔軟性の高い物を好みます。柔軟性の高い物はフリー・スタイルに合うのですが、コンケイブとロッカーにより高速でのライドとスライドにも対応出来ます。
FLEX 1 ( 150 - 250 + lbs)はFLEX 2と違い、柔軟性は低く、乗り心地は硬め。硬めのセッティグが好みの人、ハードに着地するトリックを連発する人、又は190ポンド(86キロ)以上の方におすすめです。
Graphics/ グラフィックス
グラフィックスに関しては新しい試みを試してみました。
Adam Colton 作のモンスターを幾つかコンバインさせ、デッキのボトム部分へ。必ず食事は与えてください!(笑)。トップ部分はシンプルにカッコ良く、モンスターの「目」をあしらい、その回りには渦巻き状デザインを。
Construction/制作
誇りを持って伝えたい事は、このバングラはLOADEDにとって現在の段階で一番オーガニックなボードである事。ファーバー・グラスは一切使用しておらず、竹(トップ部分)、コルク(軽量化としなりを出す為中心部に)、エポクシー・バイオ・レジン(熱硬化性樹脂)を材にて制作。
ノーズとテール部分に小さな穴があるのが見えます。これらはボードの柔軟性を上げるボトム部分のgrooves (溝)から発生するもので、製品の品質には一切影響はありません。(スープを運んだりするのにも使えます/笑)
Epoxy Bio-Resin (熱硬化性樹脂)
どこまでの人がご存知からどうか定かではありませんが、熱硬化性樹脂はボードの感触を大きく左右する事の出来る大事な要素なのです。我々は様々な熱硬化性樹脂を試し、それぞれ特性がある事を認識。バングラにはメローな柔軟性(足の下からボードのしなりが戻ってくる力を感じない柔軟性)を求めてたので、結果、元気な反動のあるDervishとは真逆なフレックスを持つ熱硬化性樹脂を使用するを決めました。
Wheel Wells /ウィル・ウェル
様々なブランドの180mmトラックスと70mmのウィル(ライザーを入れない状態)に対応出来るようデザインされたウィル・ウェルは、トラックのセッティングをユルユルにしない限り、殆どの場面においてWheelbite/ウィールバイト(ウィルが他部分に干渉する)が起きる事はありません。
Setup Recommendations /おすすめのセット・アップ
Trucks (トラックス)/ Paris 、Randal Bear などの180mmのリバース・キングピンを お勧めします。
Wheels (ウィル)/ バングラは70mmかそれより小さいウィルで乗るようデザインされています。70mmというサイズは、扱いやすい大きさであり、トリックやスライディングに適しています。70mm以上のウィルを装備する場合は、ウィル・バイトを防ぐ為にライザーを使用が必要となります。
Adam Stokowski(アダム・ストコワスキー)、Dane Webber(デイン・ウェバー)そしてAdam Colton(アダム・コルトン)はスライディングやスピン(回転)系に強い「86a Stimulus」のウィールをバングラに装備します。このセッティグによりカーブ起動の限界点にてボードは止まらず、スライドし始めるのです。
クロス・ステップや、長い距離を乗られる方にはもう少し柔らかいウィルをお勧めします。
それでは皆様バングラを楽しんでください!
ローデッドより
ローデッド 正規販売店