LOADED FATTAIL ローデッド ファットテール ピンテールを進化させ、フリースタイルに対応させたファットテール
ローデッド ファットテールの一覧です。
The Fattail / ファットテール
増強されたコンケイブはGフォース(重力)のかかる中でもしっかりと足をロック。デッキの幅とトラック近辺のデザインはこれまでの流れを組んだもの。これらによりコーナーなどでは広い範囲でのコントロール(制御力)を足で感じる事が出来ます。
テール部分のデザインは改善され、「フリー・スタイル」、「サーフ・スタイル」などに対してより対応可能に進化。又、ノーズ部分の角度は、マニュアルやショービットがやりやすいように設定されています。
Design / デザイン
デザイン段階で、使用するソフト・ウェアの洗練、経験の積み重ね、プロト・タイプのテスト方法の改良があった事により、ローデッドはFattailをクリエイトする事が出来ました。Fattailはどのホイル・ベースを使おうとも、スタンディング・ポイント部分全てに均等な柔軟性が生まれるようデザインされており、原型となった「Pintail/ピンテール」と同じ反りを維持しながらも、デッキのコンケイブ(凹面)を増量、加えてノーズ・キックとフルサイズのキックテールを装備したデッキなのです。
Construction / 制作
バンブー(竹)をコア(中心)部分に、それをファイバー・グラスでサンドイッチしたFattail。テール部分にはファイバー・グラス(上部)、カーボン・ファイバー(下部)を増やす事により固さが増し、同時に消耗しずらくさせる事に成功。デッキのボトム側は竹の張り板に水の小滴パターンを組み合わせ、透明のウレタンで包み込みました。
Carbonized Bamboo / カーボン化された材(bamboo)
2006年以降、ローデッドはデッキに天然の竹を主な材として制作してまいりました。しかし、天然の竹を材として使用する際、毒性の漂白行程があるのです。これは現代の環境(グローバルでグリーン化)を逆行するものである為、ローデッドでは今後はカーボン化されたバンブー・コア(漂白するより遥かに環境に優しい行程)をメインの材とし、これからのラインアップの制作を行う考えであります。
Graphics / グラフィックス
FattailのグラフィックスはPintail(ピンテール)のデザイン・コンセプトの流れを組み込んだ物。最初のデザインは2004年にJamie Engelman(ジェイミー・エングルマン)の作品で、変化と成長がコンセプト。
そのコンセプトは2年後の2006年にJan Michael Bennett(ジャン・マイケル・ベネット)
の手によりリフレッシュされ、同時にデッキの材も、Oak(日本名/落葉樹ナラ(楢):常緑樹カシ(樫))から竹が使用されるようになりました。
現在のグラフィックスはNana Studio(ナナ・スタジオ)のOkamoto Daisuke氏によるもの。これまでの流れを組みながら、コンセプトを更に進化させてくれました。
History / 歴史
2002年にリリースしたVanguard(ヴァンガード)、2003年にリリースしたFish(フィッシュ)とHammerhead(ハンマーヘッド)はその斬新なルックスもあり、当初想像してたようなセールスは有りませんでした。当時、ローデッドではフォーム(デッキの形状は)は「そのボードがどのように機能するか」をダイレクトに反映する物だと認識してた事が要因で、これ以降は、デザイン部分をもっとトラディショナル(伝来)な物になるように方向性を変えて行きました。
Fish(フィッシュ)とHammerhead(ハンマーヘッド)の1年後(2004年)にリリースされたPintail(ピン・テール)はノーズ部分とテール部分にサーフ・フィーリングを感じさせるデザインながらも、機能性を考えスタンディグ・プラットフォームを最重視されました。Fattail(太いシッポ)の名前は、デザインがここまで辿り着く迄の過程を意味するのです。
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