映画 オープン・エクストリーム
映画「OPEN/オープン」は世界11カ国からなる総勢14名のトップ女子ライダー達のポートレートである。彼女達がイスラエルにて結集したその様子が映画化されております。出演者の一人は「自分達の姿を大きなスクリーンで見るのは壮快な気分でした!美しい景色、、感動した瞬間、クレージーだった時、最高の音楽と編集、全てが美しかったわ」と語ってくれました。
映画の中でスケートボードを楽しむ彼女達を1950年代の女学生と比べるシーンがありますが、それを見て昔と今では女性の立場が大きく変わった事を再認識せざる得ません。 マドリッド・スケート・フィルム・フェスティバルにて映画の上映が終わると、観客からはスタンディング・オベーションがわき上がり、その日は出演者の皆にとっては忘れられない夜になりました。映画の制作スタッフ、出演者、出演者の家族や友人と共に試写出来た事は一生忘れない想い出となったのです。 初日の後は、連日楽しい日々が続きました。沢山の楽しいおしゃべり、おいしい食事、沢山の笑い、そして沢山スケートボードもしました。マドリッド・スケート・フィルム・フェスティバルは日曜まで続き連日会場の外ではスケートボードを楽しむ人達で溢れたのです。 撮影後、イスラエルからそれぞれの母国に帰国したライダー達は、この日、久しぶりに全員が顔を揃える事になり、絆は更に固められたのです。既に次回のミーティング場所の相談なども行われ、築き上げたコネクションの尊さ、そして強さを実感したのです。彼女達が築き上げた関係はこれからも長く続いてゆくでしょう。
既に「オープン」はスペイン、カナダ、ヴェネズエラ、ドイツ、イスラエル、そして日本で公開されており、今後はスウェーデン、アメリカ本土、ノルウェイ、フィリピン、ウルグアイ、ヨーロッパ、ポーランドでも公開を予定しています。 今の所「オープン」はテレビのみで放映される予定なので、ネットでの公開予定はありません。しかし15分間の短いバージョンだけは、インターネットで見れるようにしました。
LGCのリリースした女性専用ボード(男子も使用化)はオーストラリアのアイコン・ロングボードとの共作であり。グラフィックスはスペイン人のAlvaro Yusteが担当。ドイツの「Season skateboard Distribution /シーズン・スケートボード・ディストリビューション」にて購入が可能です。 最後に。映画「オープン」の制作に関わったライダー、制作スタッフ、友人、知人、そして家族の皆様。金銭面、精神面でサポートして頂いた全ての方々に感謝いたします。LGCはアクション・スポーツの世界で活躍する女性達を全面的にサポートしてきました。このような映画は今後アクション・スポーツ界のみならず、活躍する女性達の土壌をソリッドにするものです。今後の彼女達の益々の発展を願うばかりです。
この記事は ConcreteWave Vol.13 No.5 Spring 2015 OPEN Worldwide Premiere の抄訳です。