スケボーの歴史・エクストリーム
今回は前回に引き続き歴史について軽くおさらいするよ。スケートボードのトリックでもそうだけど、やはり大切なのは基本を押さえることだからね。
今ではすっかりマーケットを持ったスケートボードだけど、実は歴史は長く、もう40年以上にもなるんだ。1960年代から出始めたスケートボードはその頃はまだスケートボードと言う名で統一されてなく、各社それぞれの呼び名を商品に付けていた。
例えば、サイドウォークサーフボード(※1)、ロックライダー(※2)などさまざまで、ウィールもゴム製(※3)からスチィール製、硬い粘土で出来たウィールを備えたモデルまであったんだ。
トラックは現在ではほとんど形が決まってきてるけど、当時は各社思考錯誤してたらしく形も本当にさまざま、構造もかなり違ってた。その後70年代に入り、有名プロスケートボーダー(※4)の登場などで、スケボー雑誌も沢山出版され一気に人気が爆発、Alva、Dogtown、G&Sなどのブランドにも人気に火が付いたんだ。
またその頃、各地にはスケートボードパークも作られるようになり、スケボーはそのステータスを不動の物にしたんだよね。
デッキのデザインも本当に種類が色々あってコレクター達は好きなデザインなど色々集めてる。
80年代に日本でも一世を風靡したキースへリング(※5)のデザインしたボードを知っている人も多いだろう。
このころのボードをまじかで見たい人で近々LAに行く予定の有る人は Simi Valley に有るSkatelab Skatepark 4226 Valley Fair St.Simi Valley CA 93063に行ってみると良いぞ。
ここはヘビィー級のビンテージスケートボード店で各年代の物を取り揃えているからね。
本当に信じられない物が信じられない状態で置いて有って、まるでドラえもんのタイムマシンに乗って取ってきたような物がゴロゴロ有るんだ。
でもやっぱりスケボーは天気の良い日に風を切って乗るのが一番だよね。
(※1)歩道のことをサイドウォークと言い、そこでサーフィンしてるみたいだからだろうか
(※2)波の上では無くコンクリートの上を滑るからだね